代表取締役 岡村治男 Haruo Okamura


NTT研究所、NEC事業部、コーニング(米)で光通信の研究とビジネスに携わる。80年代基地の街・横須賀に住み、日本のグローバル化を考えるようになる。90年から光通信技術の世界標準会議に出席。国際電気標準会議(IECTC86:Fiber Optics)で光アンプ議長、国際電気通信連合(ITU-T)の光ネットワークグループ(SG15)のラポータから副議長を経て2005年からITU-Tのアドバイザリグループ(TSAG)でITU-T全体の組織編成(05-08)並びに標準化の戦略(09-12)のチェアを務めた。ITU-Tの標準化の目的として情報格差解消を筆頭に環境、セキュリティ、安全などを明記するよう提案し合意。最近は途上国の遠隔地に光ケーブルインフラを大規模に展開する構想を進めている。’09年東大(院)非常勤講師、2010年から経産省の標準化出前授業講師や人材育成プログラム講師などとして幾つかの大学等で国際人材の素養、標準化などを講義している。

一方、03年からデミング博士の高弟、カリフォルニア州立大の吉田耕作名誉教授のジョイ・オブ・ワークセミナ[HP表紙(2)参照]に助手として参加を始める。これまでNTTデータ、NTTコムウエアや中小企業などで累計2500人の社員、幹部を指導。全体観、人間尊重、協調を理念とする本セミナは日本再生の鍵になりうるとの確信を得ている。


現在 〈株〉グローバルプラン代表、(米国)コーニング社・シニアアドバイザ、(独)産業技術総合研究所・客員研究員、ジョイオブワーク推進協会・副理事長、情報通信審議会専門委員、日本ITU協会顧問。ITU-T/SG5 、IECTC111等に日本代表団として出席。工学博士、経営修士。

IEC1906 Award、日本ITU協会功績賞、IEC推進会議議長特別賞など